春川市の奉化山のふもとに位置する高さ50メートルの九谷滝は、江村地域を代表する観光地の一つです。滝がゴクと9回曲がりながら落ちることから「九谷」と名付けられ、「ググリポッポ」とも呼ばれています。巨大な石垣から流れ落ちる九谷瀑布が幻想的な景観を作り出します。毎年多くの観光客がこの滝を訪れ、夏には猛暑を乗り切るために涼しく爽やかな水を楽しみ、冬には巨大な氷の壁の雄大な景色を鑑賞します。チケット売り場から滝まではなだらかな道で、徒歩約20分です。森と渓谷に囲まれた歩きやすい道です。また、九谷の精神をイメージしたハングル文字「ㄲ」（꿈、끼、꾀、깡など）をデザインした9枚の木製パネルを探してみることもできます。九谷瀑布入口の右側にあるカルタク峠に沿って40分ほど登ると、盆地に囲まれたムンベ村があります。村のレストランは山菜ビビンバや民俗酒などの郷土料理で知られています。九谷瀑布観光地内にある国立レジャーキャンプ場で宿泊することもできます。